列車の墓場、サボテンの島、そして鏡張りのウユニ塩湖

新月ツアーのあと体に限界が来たらしく珍しく寝込んでしまった。起きても何も出来ずにただゲータレードを飲むだけ。トータル72時間くらい何も食べずにベッドに横たわっていた。

でも今日になってやっと体調がましになってきた。相変わらず咳だけは出るけど... いつまでもこの街にいるわけにはいかない。明日にはポトシへと向かいパラグアイ入国を目指す。

そうなるとまだ行ってないウユニ塩湖のデイツアーに行きたい。列車の墓場とかサボテンの島とか行ってないしな... ツアー会社に行くとちょうど行きたい場所のメンバー募集の紙が貼られていた。これはチャンスだとウユニ塩湖のデイツアーを申し込み、これでウユニはラスト。

こうして朝にツアーを組んでメンバーを募集するために外に張り紙をする。今日の体調を見越して昨日の夜に名前を書いておいた。ツアー料金は9時から17時半で150ボリビアーノ（ 2,220円 ）張り紙に書いてある通りまずは列車の墓場へ行く。

おおお、テレビでよく見るやつだ。この上に乗っかっちゃったりなんかしてね。体調が思わしくないワタクシはそんなこと出来ませんけども。ここには15分ほどで次なる場所へ。

塩のホテル、プラヤブランカ。このホテルが塩湖の真ん中にあるやつだったんだ... ちょうど宿泊してる日本人がいたんだけど水も電気もないんだって。夜のトイレは真っ暗で怖いんだとか。

特に見所もなく30分ほど滞在して次はサボテンの島へ。だだっ広い塩湖の中を迷うことなく進むドライバー。何を目印に進んでるのか本当に不思議。塩湖のツアードライバー歴25年って言ってたけど... 長年の経験からなのだろうか？

1時間弱でサボテンの島に到着。塩湖にこんな島があるなんて変な感じ。しかもサボテンが所狭しと生えてるから面白い。ここで入島税30ボリビアーノ（ 444円 ）支払って入島する。

島はぐるっと一周することが出来る。標高の高いところでさらに登るからこれがキツい。体調が万全ではないワタクシは途中途中で強烈に咳き込む。息は切れるし咳は出るしで本当に大変だった。

でも一番上まで登ったところの景色は綺麗だった。辺り一面が真っ白で何だかゲレンデに来てるかのよう。元気なときだったらもっと楽しめたんだと思うけど... 下りも下りでそれなりにきつかった。

だから次に寄った火山では車の中で休憩 ^^; フラミンゴが見れる場所なんだけど動物園で見れるからいいやと。今日のツアーはこれで終わりなんだけど時間が余ってる。そしたら卒業旅行で来てる学生さんたちがドライバーを説得して鏡張りへ行くことになった。

ナイス！

普段行く鏡張りのところは遠いから穴場的なところへ連れてってくれるらしい。日本人がよく行く場所ではなくてドライバーさんオススメの場所。そしたら見事な鏡張りになってて綺麗だった。

もうこの絶景は何度見ても飽きない。体調が良ければ写真にもっと力を入れたんだろうけど... 椅子に座って眺めてるだけで精一杯。最後にこの目に焼き付けておこうと静かに見てた。

元気な学生さんは遠くに見えるフラミンゴの大群をドライバーと一緒に見に行くという。ホント元気だな。そこは塩湖の塩が柔らかすぎて車では行けない場所なんだとか。そしたらフラミンゴの卵を持って帰ってくるという。

ドライバーに問題ないって言われて持って来たらしいんだけど... 持って来たはいいけど、どうすんだこれ？って悩んでたw 結局、その友達がフラミンゴを見たいとついでに返しに行った。

ツアーは18時までだったんだけど、ドライバーも色々と楽しんでて帰ったのが18時すぎ。本当はツアー会社に18時までに戻る予定だったんだけど、意外と自由なんだなー。列車の墓場、サボテンの島、そして鏡張りのウユニ塩湖と充実したツアーだった。

今日行った場所

ウユニ塩原