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世界一周バックパッカーの旅 - ワールドトラベラーズ | 世界一周旅行のバイブル

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ペルーが誇る世界遺産マチュピチュをワイナピチュから眺める

2014/11/13

マチュピチュ...
それはインカ帝国の遺跡。
ペルーの世界遺産のひとつである。

山裾から遺跡の存在が確認できないことから空中都市とも呼ばれる。未だに解明されてない数多くの謎があり世界の七不思議にも選ばれたほど。ペルー、そしてクスコまで来ておいてこんな魅力的な遺跡に行かないわけがない!

高いチケット代を払い、クスコからバスに7時間45分揺られ... さらに水力発電所から2時間20分歩き辿り着いたマチュピチュ村。いよいよ本日マチュピチュ、そしてワイナピチュに登る。

目覚ましが鳴ってパッと起きた。4時半に起きて昨日買っておいた朝食を食べ身支度をする。テレビやネットで何度も見たことのある遺跡に自らの足を踏み入れようとしている... このためだけにマチュピチュ村くんだりまでやってきた。期待に胸を膨らませて宿のドアを開ける...

?!
まさかの土砂降りー!!!!!!

待て待て、こんなはずじゃない。ワイナピチュへ登る当日にピンポイントで雨?テンション激落ち。。宿の入り口で呆然と立ち尽くす。行くの止めようかな... 一瞬そんな思いが頭をよぎる。

クスコに戻ってチケットを取り直すか?いやいや、ここまで来た労力とお金を考えたらあり得ない。なぜ... なぜ?どうして今日に限って雨なのー!

昨日あんなに晴れてたのに。冷静になるまでに時間がかかった。けど気を取り直してとりあえず行く方向で。

バス乗り場に着く頃にはびしょ濡れ。ないよりましかとポンチョを買う、5ソル( 182円 )プルプルと震える手でチケットを渡し、バスに乗り込んだのが6時前。

バスは常に循環してるようで、5時半が始発という以外に時間は決まってないみたい。席が埋まったら出発というのを繰り返してるようだ。バス乗り場に到着したときは10台くらいのバスが停車していた。

とりあえずマチュピチュの入り口まで来るも雨が止む気配はない。濡れた洋服は容赦なく体温を奪って行く。そういえば昨日の3人組は来てるのだろうか?歯がガチガチいうレベルの寒さに耐えていると声をかけられた。

かつー!

クリスとカルロスだ。でもフランの姿が見当たらない... 聞いたら既にマチュピチュへ入っているという。

3人はマチュピチュ村から歩いてきたんだとか... 若いって素敵。2人もそろそろ登ると言ってたけど入場時間ギリギリまで待つことにした。曇っててもいいから、どうか雨だけは止みますように...

そんな願いも虚しく雨は一向に止まない。少し弱まったところでそろそろ行くかと決意する。まさかこんな気持ちでワイナピチュに登るとは思わなかった...

相変わらずプルプル震えながら歩く。ワイナピチュへの入り口までは矢印を辿って行けば着く。最初それがわからなくて人に聞きまくってやっと理解することが出来た。

目の前に世界遺産があるのに、こんなにも高揚しないことがあるのだろうか?やっぱり天候は大事だけど、そればっかりは自分でどうこう出来る問題じゃない。しかも日にちが決まっているワイナピチュのような場所では運が左右する。

クスコで出会った迷子ちゃんは前日に登って情報を教えてくれた。ワイナピチュめちゃくちゃ暑いんで気をつけて下さいねー、と。じゃあ水着で行こうかなーなんて言ったら、それもアリですねー、と。

今めちゃくちゃ寒いんですけど。

ここまで来たからには引き返せない。入り口ではノートにパスポートナンバー等を記入する。これは水力発電所で書いた内容と同じ。

さぁ、行きますかー。気持ちを入れ替えて一歩踏み出す。

晴れていたら綺麗だったであろう景色もこの通り。霧で何も見えない、っというよりは雲の中。足下は濡れてるし全然楽しくない。

こんなことならあいつらと登ればよかった... 気持ちを入れ替えたはずなのに珍しく負のオーラに包まれる。

見上げると頂上まではまだまだ遠い。あーここ燧ヶ岳に似てるなーとか... 貴船神社から鞍馬寺まで歩いた道っぽいとか... そんなことを思いながら歩く。

歩いてると途中で引き返してくる日本人に会った。もう頂上まで登ったんですかー?なんて聞くと... 高山病が酷くて泣く泣く引き返してるんですとのこと。

おおお、この人に比べたら自分の状況は悪くない。比べるっていうと酷いかもしれないけど... 直前まで来たのに登るのを断念する人だっているんだ。天気が悪いくらいでへこたれててもしょうがない。そうなると俄然、力が湧いてくる。

洞窟のような道も躊躇せず。矢印がこっちと出てれば入りますよ。中はとても狭くて洋服を擦りながら外に出た。

出口。

洞窟を出て空を見上げると頂上はもうすぐそこ。気持ちが折れかかったにせよ、あと一歩のところまで来た。

この奥に見えてるハシゴを登れば頂上だ。2,720m という低い山ながらも久しぶりの登山。それなりに達成感というものはある。悪天候の登山だったけど頂上の景色はどんなもんか...

...。
ですよねー

霧というか雲というかで見えない。でも行った人のブログを見ると霧が晴れるって言うし... 雨も降ったり止んだりになってきたし... そう自分に言い聞かせていると声をかけられた。

かつー!

カルロスだ。かなり前に着いて良い場所を取れたみたい。クリスはその辺を散歩してて、フランはギブアップした模様。

ここまで来るのに1時間くらいかかった。休憩がてら霧が晴れるのを待つ。

9時半をすぎた頃、かすかにマチュピチュが見えだした。真っ白な霧の中から忽然と姿を現す様子はまさに神秘的。そして10時を迎える頃には完全に全貌を見ることが出来た。

雨でも登ってよかったー!青空じゃなかったにせよ、これを見れただけで感激。マチュピチュさん、ワイナピチュさん、ありがとうございましたー!

さて、今度は登った分だけ下りなければならない。10時をすぎると7時組の人たちは係員によって下山を促される。さらに200人が登ってくるんだから当然のことか。

足下を確認しながら慎重に下りる。少し下りると開けた場所へ... そこでもまた、、

かつー!

今度はクリスだ。でもワタクシはマイケルと呼んでいる。お前、脱獄してきただろー!

下山してるとまたしても雨がぱらつく。一眼レフを持ってるから濡れるわけにはいかない。どうにかポンチョで守りながら写真を撮れそうな場所では撮る。

断崖絶壁で横になってみたり。

黄昏れてみたり。

雨が強くなってきたのをきっかけに一気に下山した。マチュピチュに戻ってからも降ったり止んだりが続く。

降ったり...

止んだり。

とりあえず一度外に出て再入場を試みる。近くの売店でコーヒーを飲んでクッキーを食べながら。それでも天気は変わらず... あの有名なアングルでの撮影は断念した。それでもワタクシにとってマチュピチュは間違いなくペルーのハイライトになった。いい思い出をありがとう。

今日行った場所

マチュ・ピチュ

世界一周ランキング  ペルー 

Comment

  1. Yasushi Kaneko より:

    はじめまして。
    「明日、あさって、世界一周」さんのブログで紹介されており、拝見しています。
    「準備編」からの閲覧のため、本マチュピチュ編を含め、旅行記の方はこれからですが、
    情報が丁寧且つ詳細にまとめられており、大変参考になります。
    私の場合、40代半ばの中流?夫婦二人旅のため、選ぶアイテムとか、訪問先とか、色々違ってくるとは思いますが、お体ご自愛いただき、今後の配信を楽しみにしています。
    5月参戦予定です!

  2. FreedomSide10Years より:

    https://www.youtube.com/watch?v=YoWaur3Hvw0
    なんかあったらコイツを参考にするんだ!

  3. 自分への備忘録としてまとめたものが、お役に立てて嬉しく思います。
    40代になっても旅に出られるなんて素敵な人生ですね☆
    ワタクシも40代もしくは50代に2周目が出来るよう頑張ります!

  4. 悪いんだが、俺はそんな旅をしていないw

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