標高 3,399m にある世界遺産、クスコ市街へ到着

昨日はいつの間にか寝てしまっていたようだ。耳にイヤホンが刺さってるあたり、寝相は相当いいみたい。朝食のタイミングで目を覚ました。

またこれか。でも朝食はみんな同じものだった。ただ、拒否してる人が目立つ。具合悪そうだしどうしたんだろうと思ったら山道で車酔いしてる人や、標高にやられてる人が多数。

カーテンを開けてみるとこんな景色。おお、もう既にマチュピチュっぽい感じなんですけど！ワタクシは寝てたから大丈夫だったってわけじゃないけどなんともない。むしろこの景色に少しテンションが高めだったりもする。

そんな乗客をよそに断崖絶壁の1本道をひた走るバス。クスコの街まで2時間くらいあるというのに、この場所に住んでる人がいることに驚き。食べ物は自給自足してるのだろうか、水は雨を利用してるのだろうか？そんな疑問が浮かぶけど、どうしてこの場所を選んで住んでいるのかが一番の謎。

19時にイカを出発したバスは12時20分にクスコへ到着。17時間という初めての長距離バスだったけど意外とくつろげた。辛いだろうなと VIP シートにしたのがよかったのか快適なバス旅だった。

背もたれは160度くらい倒れるし、モニタでは映画が見れたりネットも出来る。こういうバスなら20時間でも30時間でも平気なような気がする。ただし、退屈すぎるということを除けばの話。

クスコの Cruz del Sur 社からはタクシーを利用、15ソル（ 545円 ）街中では平日の昼間なのに拡声器でデモが行われていた。タクシー移動中でも見かけたけど虹色の旗がいくつか見える。クスコってゲイの街なの？って思ったけど調べたら市旗なんだって。

何て言ってるのかわからないけど活気を感じる。そんなデモを横目にタクシーはホステルへと向かう。50畳くらいの広さで10人ドミトリーなんだけど貸し切りだった。

クスコにはマチュピチュのために来たようなもの。それと壊れたパソコンを修理してもらうため。宿の人に聞いてまずはパソコンショップへと向かった。

...が、営業しておらず。明日にも出直して今日は観光することに。とりあえずご飯って思ってたらクスコでもにゃんこと遭遇☆

触らせてはくれるんだけど挨拶もしてくれないし無愛想だったw 適当に食事を済ませたあとはタクシーの運転手に教えてもらった ATM へ。ショッピングモール的なところにあるんだけど売ってるものが可愛すぎる！！！！

主にアルパカの毛を編んで作られたもの。ATM で下ろしたての現金を使いそうになったけど、ここはグッと堪えて市内の土産物屋も見てみることにした。

クスコの街並みはこんな感じ。標高が高いから天気がいいと思ってたけど山の天気は変わりやすいとも言うし今にも雨が降ってきそう。

徐々に黒い雲が増えてきて雨が降るのは確実。宿までまだ距離があったから土産物屋が集中してるお店に入った。そしたら5分もしないうちに大雨。しかも雷まで轟く豪雨になっちゃった。

現地の人も雨宿り。そして全く止む気配がない。土産物屋を見て時間を潰せるのが幸い。

商品に紛れて居眠り中のおばちゃん。

ここで1時間半くらい足止めを食らった。カメラを持ってたから濡れるわけにはいかない。小降りになった頃にジャケットで守り、宿まで帰った。

結局、この雨は一晩中降り続いた。観光の続きはまた明日だな。