ウルグアイの世界遺産、コロニア・デル・サクラメントの歴史的町並み

ウルグアイで唯一の世界遺産はフェリー乗り場を出て左に歩くと15分ほどで着く。入り口には世界遺産のエンブレムもあって観光客はほとんどこの場所に集中する。見どころと言ったらここしかないと言っても過言ではないコロニア・デル・サクラメント。今日は歴史的な町並みをのんびり歩いてみようと思う。

ホステルから歩いて行くと土産物屋がポツポツと増えだす。売ってるものはウルグアイとプリントされてる T シャツやキーホルダーなど。観光地で売ってる T シャツって必ずその場所の名前が入ってて買いにくい。それさえなければいいなっていう T シャツはたくさんあるのに。

久しぶりに見たショットグラス。そう言えば南米に入ってから一滴もテキーラを飲んでいない。こういう可愛いマイショットグラスとか欲しいけどな。

土産物屋を後にして歩くと世界遺産のエンブレムがあった。いよいよユネスコに登録された文化遺産を拝見する。この位置から見えるのが橋のかかった門。

石畳の道からも入ることは出来る。橋は城門によく見られるような可動式の跳ね橋。近くには大砲も配置してあった。

この門をくぐったらすぐに歴史的町並みが広がっていた。この都市は条約が結ばれるたびにスペイン領になったりポルトガル領になった。そのためにスペインとポルトガルの建築スタイルが混在している。

カラフルな色で壁が塗られた建物。そしてレンガや石を積み上げて造られた建物。どっちがどっちの建築スタイルかはわからない。

正直、街自体が世界遺産っていうのはピンとこない。歴史的背景をわかってないと、その価値は理解しにくいんじゃないかな。ただ、歩いてるとタイムスリップしたというか映画のセットの中にいるような気分になる。

クラシックカーは今日もちょいちょい見かけた。紫と黄色のコントラストが綺麗。きっとどこに止めても絵になるんだろうな。

最後の1枚はクラシックカーの車内がレストランの客席になってた。良い席なのかどうかちょっとよくわかんないな ^^; 植木鉢にしてみたり使い方は色々。

この辺は1時間もあれば回れてしまう。同じ道を行ったり来たりしてどっちの景色も見てみたり... 車道を歩いたり歩道を歩いたりと暇人の極み。

最後の写真に写っている灯台。時間を持て余すワタクシはもちろん登る。でもタイミングが悪く休憩中で夕方に出直すことにした。

料金は20ペソ（ 90円 ）灯台の階段は狭くてすれ違うのがやっと。上と下でトランシーバーでやり取りしてもらって登り降りする。

出口もリュックを背負ってたら通れないレベル。外へは屈まないと出ることが出来ない。でも灯台はそんなに高くなくて町並みをちょうどよく見渡せた。

これがウルグアイで唯一の世界遺産。歴史上重要な価値のある景観と評価されたコロニア・デル・サクラメントの町並み。今まで見た中では見劣りするけど、ぶらぶらするにはちょうどいい。写真多めであっさりした記事になったけど、本人的には満足したしリラックスして楽しめた。

今日行った場所

コロニア・デル・サクラメントの歴史的町並み

※地図のピンは灯台の場所です