カラフルなタイルが散りばめられたリオデジャネイロのセラロンの階段

1日に近くのショッピングセンターでベルギー vs アメリカ戦を見たけど... それ以外は宿を変えてダラダラと過ごす日が続いた。せっかくブラジルにいるのにこれじゃダメでしょと思い今日は観光へ。試合がなかった2日と3日に行っとけよって話だけど...

友達の facebook を見て行きたいなと思ったのがセラロンの階段。たくさんのタイルを敷き詰めた階段がカラフルで綺麗だった。いきなり見せちゃうけどこれがセラロンの階段だ。

場所はリオデジャネイロでグローリア駅もしくはカリオカ駅から歩いて行ける。大通りから少し入ったところにあって家の壁にはスプレーで描いたペイントがたくさんあった。少し躊躇するかもしれないけどセラロンの階段の入口と出口には警察がいるから大丈夫。

この階段アートはチリ人のアーティスト、ホルヘ・セラロン氏が手掛けたもの。世界50か国を訪問した上で住居をブラジルのリオに決めたという。そもそもは自宅前の階段をデコレーションしたのが始まりなんだとか。

次第に近所の人たちの理解を得て全長125m、215段までタイルが散りばめられる。使われているタイルの数は2,000枚を超え、壮大な階段へと変貌を遂げた。そしてこの階段が一躍有名になったきっかけがこのタイル画。

1994年のワールドカップの時に巨大なブラジル国旗を壁にデザイン。ブラジルへの愛を感じるタイル画だと感じた。ほかには世界各地の名所が描かれたものが多く目につく。その多くが階段アートに魅了された旅行者からのプレゼントなんだそう。

日本のは招き猫と書かれたタイルを見つけることが出来た。これは一体誰がプレゼントしたものなのだろう？猫っていうチョイスが素晴らしいｗ

この階段の良いところは上から見ると何の変哲もない階段だということ。写真に写ってるすべての階段にタイルが敷き詰められているからね。それを知らないで降りて振り向いたらカラフルだったなんて... そういう気付き方をしたらすごく感動するだろうな。

ワタクシはカラフルにはカラフルで対抗ということでボリパンを履いて行った。これは自称カメラマンという観光客が写真を撮ってやると言って撮ってくれたもの。何回もシャッターを切るしポーズを変えろだのちょっと恥ずかしかった...

まるでモデルにでもなったかのような気分。なかなか良い写真を撮ってくれたけど... ワタクシのベストショットにはかなうまい！

これはもちろん被写体が良いから ^^; 何枚か撮ったんだけど左の子は一切笑顔を見せてくれなかった... 外国人にいきなり写真を撮らせてくれと言われて警戒でもしてたのかなー？

この階段はここだけを目的として観光するんじゃなくてコルコバードとセットがおススメ。どちらもグローリア駅から行けるし午前中はキリスト、午後はセラロンでいかがでしょう？

以上、ブラジルに来て初の観光でしたｗ

今日行った場所

セラロンの階段