059. FIFA ワールドカップを生で見る

2014.06.12ｰ07.13 Recife , Natal , Cuiaba , Rio de Janeiro　Brazil

2014 FIFAワールドカップ in ブラジル

世界一周旅行の最大の目的のひとつが FIFA ワールドカップを生で観ること。サッカーの熱狂的ファンと言うわけじゃないけれど… せっかく観るならとサッカー王国ブラジルでの観戦を選んだ。生きてる間に2度とブラジルでの開催はないと思うからね。

運よく1回目の抽選でチケットを引き当てたことから運命めいたものも感じてた。やっぱりこれは行っとけって言われてるような気がしてならない。

実は日本代表戦を生で観るのはこれが初めて。前回の南アフリカ大会ではベスト16まで進んだ日本代表。どこまで勝ち上がるのか最後まで応援したい。

コートジボワール戦 in レシフェ

ワールドカップ初戦はコートジボワールと。前半16分に本田のゴールでサポーターは早くもボルテージマックス。リードして折り返すも後半に立て続けにゴールを奪われ追加点を取れず試合終了のホイッスル。負けたことよりも試合内容が酷すぎて悲しくなった。初めてのワールドカップ、そして日本代表戦は黒星スタート。夢は叶ったけど複雑な気分だった。

ギリシャ戦 in ナタル

1戦目を落とした日本代表は負けたらグループリーグ敗退が決まる緊張の1戦。次に繋げるためには最低でも引き分け以上の結果が必要となる。そんな背水の陣で臨んだ2戦目は前半に相手チームがレッドカードをもらい数的有利な状況に。ここで誰もがこれは勝った試合だと思って観ていた後半戦。日本代表は精彩を欠き1人少ない相手に攻めきれず結局1点も取れずに終わった。首の皮一枚でギリギリのラインでグループリーグの最終戦へ。

コロンビア戦 in クイアバ

コロンビア相手に勝たなければならないグループリーグ最終戦。それなのに… 前半いきなりの PK で先制点を献上してしまう。しかし前半アディショナルタイムに岡崎のゴールで追いつき前半終了。望みを繋げたまま後半に突入するも55分にリードされ、82分、90分と立て続けにゴールを奪われる。4点目がゴールネットに突き刺さったときは悔しくて人目もはばからず号泣した。

コロンビア戦 in リオデジャネイロ

FTST-4 というチケットを持っていたから、日本が負けてもマラカナンでコロンビア戦が観れた。同じグループ C だからという理由でウルグアイではなくコロンビアを応援。マラカナンに来る機会なんてもう2度とないと思うしサッカーの聖地を見れてよかった。試合もコロンビアが勝利してこの日ばかりは美味い酒が飲めた。

日本は1勝も出来なかったけど W 杯で得たものはたくさんあった

• 初めてのワールドカップはまさかの1勝も出来ずという結果に終わった。このときほど「 勝利 」という名前は何だったのかと思ったことはない。グループリーグで敗退しちゃったけどワールドカップはとても楽しかった。

ワールドカップの楽しみ方を知った

顔にペイントをしたり衣装を着たりと楽しみ方は人それぞれ。ユニフォームを着て応援するだけじゃないんだなって思った。目立った者勝ちじゃないけど面白い外見だと知らない人ともすぐに仲良くなれる。サポーターなんだけど相手国のサポーターまで楽しませちゃう感じ。だから次回のワールドカップに行くとしたら今回よりもっと楽しめそう。

かけがえのない出会いに恵まれた

レシフェ空港で友達から連絡が来てジロウって友達に会ったらよろしく伝えてくれと言われた。宿で一番最初に挨拶をした日本人がジロウくんだったっていう奇跡から始まったブラジル。色んな出会いがあったけど特にレシフェの宿で一緒だったメンツは何かの縁を感じる。ナタルでは示し合わせたかのように10人くらいが徒歩圏内の宿泊先だったりね。レシフェから始まりクイアバやリオでも遊んだ長い付き合いの人もいた。ブラジルでは人との出会いが一番の財産ですべての出会いに感謝。

ほかにも思うことはたくさんあるけど、長くなっちゃうからこの辺で ^^; 日本代表の試合があれば、またブラジルのメンツで集まれたらいいな。次の開催国であるロシア大会にも行きたい気持ちが芽生えた。