城攻め @ 大阪城・姫路城
大阪城
築城主は豊臣秀吉であり、築城年は1583年。別称は金城あるいは錦城で、通称「 太閤さんのお城 」とも呼ばれる、安土桃山時代から江戸時代の城である。現在は「 大阪城 」と表記されることが多い。
周辺環境
大阪城の周辺には大阪城公園がありロードトレインという園内移動交通システムが完備されている。森ノ宮駅から向かうと公園を突っ切る形で行くことが出来て、木々から垣間見える大阪城にワクワクしてしまう。大阪城前まで来ると何故かイグアナ。左下のおっさんのイグアナなんだけど首にファーを巻いたやつと緑色のやつと二匹。両方とも抱いて写真を撮ったけど、おっさん曰く「 大阪城に行ってもイグアナの印象しか残らない 」とのこと。んなバカな…
大坂城内部
内部は重要文化財に指定されているものが多く、そのほとんどが写真撮影が禁止になっている。天守閣から景色を一望することが出来るけど、絶景というわけでもなく至って普通。金のしゃちほこが生で見れたくらいで残念ながら特にこれといった感情は湧いてこなかった。印象としては城の形をした資料館といったところ。
夜景対決 in 空中庭園
地上 173m から見る大阪の夜景。屋上は 360° のパノラマでぐるりと一周することが出来る。そのルミ・スカイ・ウォークは足元に蓄光石が散りばめられ、夜になると光り輝く星の道となって星空の下に浮かび上がり、街の煌めく夜景と共に美しく幻想的な世界を広げ、まさに空中庭園という名に相応しい天空の庭になっている。
姫路城
築城主は赤松貞範であり、築城年は1346年。別名では「 白鷺城 」と呼ばれる。江戸時代初期に建てられた天守や櫓等の主要建築物が現存し、ユネスコの世界遺産に文化遺産として登録されている。
周辺環境
姫路城へはなんと姫路駅からレンタサイクルをして自転車で行くことが出来る。大通りをまっすぐ進むだけという分かりやすい道で、徐々に近づいてくる姫路城に心踊らされること間違いなし。世界遺産という四文字とエンブレムを見てさらにテンションは上がる一方。菱の門をくぐると眼前に堂々たる姿が見えるも、本丸に行くまでに西の丸長局という 300m もある百間廊下を歩くことが出来たり、内曲輪の通路と門を経て焦らしに焦らされて到着する。
姫路城内部
これぞ城といった感じの内部で7階まで階段で登れるようになっている。通路が狭かったり天井が低かったりと、当時は背の高い人はいなかったのかなとか… ここでどんなドラマがあって、どのような生活をしていたのか、色々と想像を膨らませることが出来る。歴史を生で体感して感慨に浸るのも悪くはない。
夜景対決 in ポートタワー
世界初のパイプ構造の観光タワーで、その形は世界でも類を見ないユニークなもの。最上階の展望台のほかに回転喫茶店という床が約20分で一周するフロアがある。座りながらにして 360° のパノラマ景色を楽しめるちょっと変わったお店。ポートタワー自体も7,000個の LED で鮮やかに神戸の夜景を彩り、1,000万ドルの夜景の一部になっている。
まとめ
総評すると姫路城の圧勝。大阪城の観光時間が1時間で、姫路城の観光時間が4時間、その差は歴然としたものだった。イグアナのおっさんに言われたことが、まさか現実になるとは…目立つ場所に車椅子用のエレベーターを設置したり、館内のほとんどが写真撮影禁止の大阪城に比べて、後世に残そうという姿勢が顕著に見られたり、城らしさを感じることが出来た姫路城に軍配が上がった。文化遺産としてユネスコの世界遺産に登録されてる所以もわかるし、日本国内でこれ以上の建物はないんじゃないかと思う。少しでも城に興味ある人や世界遺産に興味ある人には、絶対に行った方がいいと自信を持ってオススメ出来る場所です。