日本代表戦の前夜祭

昨日のブラジル初戦勝利の興奮冷めやらぬ本日。午前中はビーチサッカーで汗を流した。運動不足の体に鞭を打ち、ヒイヒイ言いながら...

だから宿に帰って飲む酒は格別だった。ブラジルにはカイピリーニャというモヒートのようなお酒があって宿の人が作ってくれる。ライムを潰して砂糖と氷とカシャーサというお酒を入れてシェイクすれば出来上がり。

今の宿はホスピタリティーがすごくて宿泊者に常に気を配り親身に接してくれる。スーパーに行こうとすれば出かけるついでに車で送ってくれたりとか... パンを食べてれば簡単な一品料理を無料で提供してくれたりする。

ブラジルに来て思ったけど日本では悪い面ばかりを取り上げて報道してるように思う。もちろん危ない場所や悪い人もいるだろうけど、それ以上の親切がここにはある。ほかの南米の国と同様にそれなりに気を付けていれば楽しめそうな場所だ。

パブリックビューイングを通るローカルバスだってそう。行き先を告げると降りる場所をここだここだと乗客みんなが教えてくれる。気付けば知らない乗客同士で話が盛り上がってたりとブラジル人の国民性がうかがえる。

午後は宿で知り合った日本人とスペイン戦を見に行った。酒を持参してったんだけどバスの中で飲んでも平気かと聞くとオッケーだという。普通ダメでしょって思うけど、そういった適当さも大好きだｗ

途中でショッピングセンターに寄ってユニフォームを持ってない人の買い物に付き合う。結局パブリックビューイングに到着したのは後半が始まってすぐの時間だった...

けど、やってないｗ

どうやらブラジル戦のみスクリーンに映し出されるらしい。仕方がないからビーチ沿いの売店のテレビで見ることにした。そしたら先に見ていたブラジル人たちと仲良くなり意気投合。

持っていったカシャーサをあげたりビールを奢ってもらったり... 聞くと彼らは軍隊の人で今日は休みだから酒が飲めるらしい。しかも明日の日本戦で警備をする頼もしいやつらだった。

彼ら以外にも道行く人がいれば話して仲良くなり写真を撮る。ワールドカップ期間中だっていうのもあると思うけどみんなきさく。このコロンビア人は家族で来てるんだけどお母さんと娘さんがめっちゃ美人！

とても13歳とは思えない大人の魅力が感じられた。同じグループ C だからお互いの健闘を祈りお別れ。軍隊の人たちも愛嬌があって別れるときはおじぎｗ

これは完全に長友効果だと思われる。明日の警備よろしくねーってバイバイした。休みとはいえ遅くまで飲むのはよくないみたい。

それから我々一同は歩いて宿に帰った後に前夜祭。一部の飲みに行ける人たちで近くのお店へ。日本戦を応援するという同じ目的を持った者の集まり。旅人も多いからコミュニケーション能力が高くすぐに仲良くなる。

明日は宿の宿泊客総勢とまでは行かないけど... 21人でスタジアムに乗り込む。ブラジルのように初戦を勝って美味しい酒が飲みたい。いよいよ明日ワタクシの夢が叶います。