タイのメーソートからミャンマーのミャワディーへビザラン

宿のスタッフと話す機会があって、オーバーステイになるからビザランしたいと伝えたら… Can との返事が返ってきてメーソートでのビザランの方法を簡単に教えてもらった。スコータイのバスターミナルからトークという街を経由して行けるらしい。トークまでは 60THB でミニバスを利用して1時間で到着。

ここで違うミニバスに 78THB 払って乗り換える。メーソートへ行く人を募って満席になったら出発するようだ。運よくスコータイから乗って来た人がほぼメーソート行きの人で助かった。

トークからメーソートまでは約1時間半。軽い山道で途中ではパスポートチェックがあった。そしてバスターミナルというか市場のような場所に着く。

ここからバイクタクシーに乗り換えて10分ほどでイミグレーションへ。夢のひとつであった陸路での国境越えがいよいよ叶う瞬間だ。あいのりみたいに「 せーのっ！」って越えたい。

タイ側のイミグレーションで出国手続きをしたら友好橋を歩いて渡る。この先にはお隣の国ミャンマーへ行けるなんて日本人からしたら変な感じ。

国境は川を境にしてるんだろうけど泳いで渡れそうな勢い。むしろ子供が川に入って遊んでるし緩い雰囲気だ。ほどなくしてミャンマー側のイミグレに到着。

あれ？国境は？！せーのっ！は？？国境を越えた実感もなく夢が叶ってしまった…

ミャンマー側のイミグレでは初入国だとパスポートを登録される。そしてパスポートを預けて番号の書かれたカードをもらい観光が出来るみたい。その範囲は 5～6km ほどで2～3時間あればゆっくり見て回れると歩き方には載っている。

せっかく来たんだし 500THB 払うんだからミャンマーも観光したいなーと思ってたんだけど… イミグレの係員に Stay? Go Back? って聞かれたからタイに戻るし Go Back と答えた。そしたら今日じゃなくて今のことを聞かれてたみたいでパスポートを返され Finish と言われた。

ミャンマーの地を踏むことなくとんぼ返りって、それじゃミャンマー行ったことにならない！ちょっとしょんぼりしながら歩いてきた友好橋を戻って行く…

国境越えもミャンマーも楽しみにしてたんだけどな… まぁ、こういうのは世界一周旅行で何度もあるからいいかと納得。でもタイ側のイミグレではそんなこと起きていいの？って出来事に遭遇した。陸路での入国は15日間ねー、なんてお姉さん言ってたのにこんなに滞在してもいいの？ｗ

2013年と2014年を間違えて1年と15日間滞在してもいいことに… そんなことされたらあと1年居てやるぞーって思ったけどお金が持たないから止めた。

ミャンマーを観光しなかったから、せめてメーソートだけでもと周辺を歩くと… イミグレの近くでマーケット的なものを発見した。

これが全長 200m くらいあってすごく大きかった。宝石、洋服、工具、民芸品、おもちゃ、お菓子とたくさんの店が並ぶ。バンコクのウィークエンドマーケットみたいな感じで現地の人も観光客も楽しめる感じ。ただ、買うものは何もなかったけどね。

あと観光客に人気だった場所がここ。The Moei River the westernmost point って書かれた石碑。この前で記念撮影をしてるから最初タイの最西端なんだと思ってた。だから例に漏れずセルフタイマーで苦労して撮ったんだけど… よく見たら The Moei River って書いてあるね！

あとは特に見どころもなくバイクタクシーを捕まえてバス乗り場へ。チケット売り場は行先ごとに違うようでスコータイ行は迷った末に見つけた。

どうやら椅子のあるところにチケットカウンターがあるみたい。ここでもトークへ行く人を募って出発したんだけど15分ほどして満席に。来た道を引き返すだけのつまらないドライブの始まりである。

ワタクシを乗せたミニバスは行きと同じく約1時間半でトークへ到着。各方面への経由地だからか乗り換えはバスターミナルの写真を撮る暇もないほど。早く出発したくてイライラしてるドライバーが怒鳴るように行先を連呼してて殺伐とした雰囲気。

トークからスコータイへは2等バスを利用。たまたまタイミングが合ったから乗ってしまった。料金は 45THB でミニバスよりも安いけどエアコンはなし。

これでとりあえずオーバーステイの問題はクリア！そして陸路で国境を超えるという夢も叶ったし…あとは残りのタイ旅行を心行くまで楽しむのみ☆