大都会で思う、昔の旅人は Wi-Fi もなくどうやって旅してたんだろう?
2014/11/13
18時間のバス移動も残り1時間ってところで起きた。車窓を見ているとブエノスアイレスは大都会だということがわかる。9時到着予定のバスは9時15分にバスターミナルに到着。
さて、これからどうしたものか?
安宿街があることは調べたけど詳しい場所までは知らない。バスターミナルがどこにあるかわからないからだ。とりあえず外に出てみると大通りでどの方向に歩くか迷う。
朝に着いたから通勤してる人が多く、人が流れてる方が中心街なのだろう。2か月も旅をしてるとそのくらいの知恵がつき行動に移せるようになる。しばらく歩くと予想は的中してスターバックスカフェを見つけた。
スターバックスカフェとマクドナルドには無料の Wi-Fi が飛んでいる。これは本当に有り難いサービスで、あるのとないのとでは全く違う。まずは iPod で現在地を調べて PC で Booking.com を開く。目星をつけた安宿までの地図をデジカメで撮り、それを見ながら向かう。
Wi-Fi が飛んでてこそ出来ることだけど昔の旅人はどうしていたのだろう?言葉もわからない土地で安宿を見つけるなんて至難の業だな。15年も前に世界一周旅行をした人は本当にすごい。
今の時代では電子機器を駆使して簡単に情報を仕入れることが出来る。ネットさえ繋がれば全く知らない場所でも行きたいところへ行ける。キーボードを打つ手を止めてスタバでふとそんなことを思った。
安宿街の位置を把握してスタバを後にする。ブエノスアイレスは大都会で高いビルや綺麗な建物が乱立していた。今までいたボリビアやパラグアイとは違って、こんな都会は久しぶりに足を踏み入れる。
まぁ、アルゼンチンの首都だから当たり前か。下調べを詳しくしないで来ると、こういった感動がある。知らないっていうのはある意味で幸せなことなんだな。
目的の宿までは迷わず到着した。
Wi-Fi 様様。
スタッフは気さくで親しみやすかった。宿泊客もフレンドリーでとにかくみんな話しかけてくる。それでこの旅で初めてのシェア飯をすることに。
シェア飯とは宿泊客同士でお金を出し合って料理することである。ワタクシは日本人宿には泊まらないから、こういった機会はないと思ってたけど... 海外の人は積極的に話しかけてくるし、初めてのシェア飯が出来た。
レオとデイビッドとスーパーへ行き食材を買う。今夜のメニューは肉と少しの野菜とトマトソースをかけたペンネ。腹一杯食べて30ペソ( 385円 )は物価の高いアルゼンチンではかなり安く済む。
普段から料理をしないワタクシは肉を焼くだけの係り。そう言えばトラベルクッカーなんてものがバックパックに入ってたっけな。まだ一度も使ってないあたり、これから先も使う機会がなさそう ^^;
今日はそんなことをしてたら夜になり、明日の下調べをすることにした。明日はある場所に行って夢をまたひとつ叶えてくる。雨が降らなかったらの話だけど...
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