選ばれし10人のみが手に入れられる秘境のチケットの行方は？

さて、本日は夢を叶えるためのチケットを手に入れる日。必ずしも手に入るとは限らないから運に委ねられることになる。8時30分〜9時の間に受付を済ませたら、あとはそのときを待つだけ。

本日の抽選には15組が参加。ワタクシが行きたい場所は1日20人しか入ることが出来ない。そのうちの10人がインターネット抽選、現地での抽選で残りの10人が選ばれる。大体が2人で来てるから5組が妥当というところだろうか... それぞれに数字が割り振られ、ワタクシのラッキーナンバーは【 6 】だ。数字の書いてあるボールがかごに入れられ、ビンゴの要領でガラガラと回す。

さぁ、運命のとき。一発ツモはあるのだろうか？ボールの入ったかごが勢いよく回される... 15個の中から1つが選ばれ係員の手に渡り読み上げられる。

Number 14 !!
Two parsons, 8 parmission.

こんな感じで数字が読み上げられ、その組が何人なのか、残りは何人なのかを告げられる。これが定員に達するまで繰り返されるんだけど、自分の数字が出るのを祈るしかない。そんな気持ちをよそに淡々とその作業が繰り返され、数字が読み上げられていく。

Number 9 !!
Two parsons, 6 parmission.

Number 3 !!
Two parsons, 4 parmission.

Number 7 !!
Two parsons, 2 parmission.

次がラストチャンス...
出てくれ、6 !!!!!!!!!!!!!!

...

...　...

...　...　...

この間ｗ
すげー焦らしてくるの。
もう数字は出てるのになかなか言わないｗ

Winner of last...

Number 10 !!
See you tomorrow !!!!!

まぁ、そんなに上手くは行きませんよねー。仕方がない、気を取り直して観光に勤しみましょうかね。どちらにしても今日は抽選のみでエントリー出来るのは明日になる。

...っというわけで、本日はページという街を目指す。カナーブから車で1時間20分くらいの場所。

少し迷ったけど無事に到着。この場所はガイドがいないと入ることが出来ない。入り口で30分くらい待ってからツアー開始。入場料は26ドルで2,680円くらい。

この大地の切れ目の中に入って行く。果てしない年月をかけて作り上げた自然の賜物だ。少し足を踏み入れただけでこの絶景。

ここはアンテロープ・キャニオン。アメリカに来たら絶対に行きたいと思っていた場所。そこに立つことが出来て、この絶景を目の当たりにして鳥肌が立った。

自由に歩くことが出来ないのが残念だったけど、そういう決まりなのだから仕方がない専属のガイドは要所で色んなポイントを教えてくれる。

これは人の顔に見える。

これは髪の毛がなびいた女性に見える。

これはイーグル。

これは笑ってる人。

こういったポイントがたくさんある。他にはサルとかゾウとか色々。本当に自然が作り出したものはすごい。

この場所で気づいたけど、自然に圧倒されたとき、ワタクシは「 スゲー！ 」としか言葉が出てこないことに気が付いた。オーストラリアで皆既日食を見たときもそう。ボキャブラリーのなさに悲しくなるけど、スゲーんだからしょうがない。

切れ目の中は思っていたよりも長く、そして深い。目で見て、手で触れて、肌で感じてはシャッターを切る。夢中になりすぎて写真を撮ってもらうのも忘れてしまうほど...

人の手が入ってる部分もあってハシゴで降りて行く。これがかなり急だから足を滑らさないよう慎重に歩を進める。降りて行った分だけ地上に出るのが惜しい。いつまでもこの場所に留まっていたいけどそうもいかない。

ガイドと共にするツアーは30分ほどで終了。おかわりしたいくらいだったけど感動が薄れそうで止めといた。サマータイムだとサンビームが差し込むみたいから今度はそのタイミングを狙って来たい。

今日は抽選にはずれたけど大満足のアリゾナ州だった。

明日はリベンジだー！！

今日行った場所

Kanab Visitor Center

Kanab

www.blm.gov

アンテロープ・キャニオン