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ロン毛で髭面のアジア人が Steve Aoki を見に行ったらどうなるか？

2014/07/23 2014/11/15

さあさあ、本日もイビサを満喫！ビーチやクラブに次いでヒッピーマーケットというのが名物らしい。かつてのヒッピー文化を連想させるオリエンタルな雑貨や衣類を扱うお店が無数に出店するそうだ。

1973年に始まり今年で41周年と歴史あるマーケット。このマーケットの存在を知ったのは今日ｗっというのもワタクシは付いて行くだけなのです。誰にって？それは...

この方たちに。リオで知り合ったなめ子と前職場の同僚たち。ひょんなことから女の子4人の中に混ざり一緒に行動することになった。

この親指を立ててる人はミサンガ売りの人。指を出させられて、あれよあれよと言う間にミサンガを手首に巻かれる。あ、これミサンガ詐欺だって思ったけど... この人悪そうな感じしないし仕上げの直前でお祈りしてくれるし。ここ最近はついてないことばっかりだったからおとなしく巻いてもらうことにした。

5ユーロ（ 689円）高ぇ。

ヒッピーマーケットは平日なのにたくさんの人が訪れていた。毎週水曜日にしかやってないから混んでるのは当然なのかもしれないけど... ここは女の子が買い物を楽しむのには最適な場所だと思う。

そんな女の子の買い物天国でワタクシは何をしてたのかというと... ひとり別行動をして楽器を持ち寄りライブをしてる音に酔いしれていた。ボーカル、ジャンベ、笛、ドラム、ギターと軽快な音を出されたら体が動く。

特にこの笛がカッコよくてずっと見ていた。音色は元から好きなんだけどこの形がイケてる！この形をした木を加工して作ったんだとは思うけど... 魔物か何か呼び寄せそうな禍々しいフォルムが素敵すぎる。

週に1度とはいえ、ここで好きな楽器を好きなように演奏するライフスタイルには憧れる。CD が置いてあったから趣味ではなくて本気のアーティストなんだろうけど... せっかくだから1枚くらい買っておけばよかったかなと後悔。

ヒッピーマーケットを後にした我々は帰路の途中でビーチへ。繁華街の近くだったからこじんまりとした小規模な海水浴場だった。海もそんなに綺麗じゃないし手軽に海水浴を楽しむような場所なのかな？

昨日のビーチが良すぎたってのもあるけど今日は海よりも日焼け。クラブ遊びに備えて明るいうちに宿へ帰ったけど... 今夜は Pacha で Steve Aoki とご対面。

Steve Aoki は EDM の Dj を始めてから知ったアーティスト。でも彼の曲や Dj を聴いてもいまいち好きになれなくて1曲も持っていない。

このデコやばいｗ

それよりも海外の人は髪が長くて髭が生えてるアジア人はすべて Steve Aoki と思ってる節がある。その特徴が一致するワタクシはイビサに来てから何度も何度も Steve Aoki と声をかけられた。宿の前の通り、スーパーでの買い物中、海でもクラブでもどこでもホント声をかけられる。

イギリスのクラブやバーに行ったときもそうだったし... これは Steve Aoki がメインのクラブに行ったらどうなるんだろうと興味があった。しかも日本代表のユニフォームを着て背中には「青木」と書いて。

Pacha には Steve Aoki が回してるときに着いた。エントランス70ユーロ（ 9,653円）って金額にビビってたんだけど... どういうわけか料金を払わないでも入れた、ラッキー♪

フロアは相当混んでて盛り上がっていた。その中に Steve Aoki の特徴が一致するワタクシが乱入。案の定すぐに Steve Aoki と声をかけられて写真撮影大会が始まったｗ

恐らく30人以上とは撮ったのではなかろうか... デジカメを持って行かなかったのが悔やまれるけどすげー人気ｗ何故か水を買ってきてくれる人までいてウケがよかった。

肝心の Steve Aoki はどうだったのかというと... 今まで聞いた中では一番よかった、ってオマエ何様だよって感じだけど。自分の中でちょっと印象が変わった。

あと彼はきっと漢字が読めないｗ日本代表のユニフォームを脱いで青木って書いた方を掲げてたんだけど... それを見てもなんの反応もしなかったし。あえて無視してたのかもしれないけどちょっと残念。

彼のプレイが終わるとフロアからは少し人がはけて踊りやすくなった。次が Cedric Gervais という Dj だったんだけど... 流れ、選曲、ミックス、どれをとっても完璧すぎて泣いた。踊りながら泣いたのはいつぶりだろう。ここがイビサって場所で来るまでに色々とあったし。何もかもが今の自分にガチッとハマって感極まったんだと思う。