ブエノスアイレス、カラカス、マドリードと 12,150km の大移動
2014/11/13
4月2日の深夜4時30分発の飛行機は2時間40分遅れて7時10分に出発した。幸い Wi-Fi が使えたしトランジットの時間が短くなるから問題はない。心配なのはチェックインではチケットが1枚しかもらえなかったこと。トランジットのときは次の飛行機のチケットも貰えるはずなんだけどな。こういうパターンもあるの?って不安になりながらも飛行機に乗り込んだ。
席に座っていると客室乗務員に声をかけられた。アナザーシートっていうのは聞き取れて着いて来いと言われる。お、もしやビジネスクラスに格上げ?なんて思ったけどそうじゃなかった...
チケットの座席指定は一番後ろだったんだけど、どうやらその席を使いたいらしい。案内された席は横一列が誰も座ってない席で、好きに使っていいとのこと。これはまさかの飛行機なのに横に寝れるパターンじゃないか。
肘掛けを全て上げて横に寝ると足も完全に伸ばせちゃう。枕も4つ使えるから快適に寝ることが出来る。こんな使い方したの初めてだ。
ベネズエラのカラカス空港には12時40分に到着。時差が1時間30分あって現地時間だと11時10分ということになる。次のフライトは17時30分発スペインのマドリード行きだ。
それまでの時間をコーヒでも飲みながらネットしようと思い ATM を探す。空港職員に聞くとないと言われ、外貨両替なら出来るよと場所を教えてもらった。今の手持ちはウルグアイペソが少しとアルゼンチンペソが少しだけ。
合わせて6,500円くらいあったはずなのに、ベネズエラの通貨に両替したら3,800円ほどに... レート悪すぎだしどうして US ドルやユーロに両替することが出来ないんだ?でもお金がないと何も買えないから仕方なく両替することにした。
適当なカフェに入りハムが挟んであるクロワッサンとパンケーキをひとつずつ。それとエスプレッソかよってくらい小さいカップに入ったコーヒー。これだけで料金が170ボリバル( 2,815円 )で驚き。国を挙げてのボッタクリかよ。
手元に残ったお金は64 ボリバル( 1,060円 )ベネズエラに来ることなんて2度とないだろうし、水も買いたいから全て使い切ることにした。ちょうど自動販売機があったから、ピッタリ使い切る計算をして購入。ちなみに水は8 ボリバル( 132円 )でお菓子はオレオ4枚入ったやつが12 ボリバル( 199円 )
Wi-Fi を繋げてベネズエラの物価を調べるとやっぱり高いみたいだ。でもこれから向かうヨーロッパ圏はもっと高いんだろうな... ネットをしながらゲートが開くのを待つ。
チケットを持ってないワタクシは係員が来たらすぐに聞いてみることに。そしたらここで発券してくれるみたいで、それを聞いて安心した。しかしだ、このチケットを貰った瞬間、笑ってしまった。
こんなん初めて見た。Conviasa 航空は適当すぎだなー。こういうの嫌いじゃないからいいんだけど。
飛行機は当然のように3時間ほど遅れて20時30分に出発。到着予定は2時30分だけど5時30分は超えるだろう。何をして時間を潰すかが問題だけど... 今までのバス移動に比べたら可愛いもんか。
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