終わりよければ全てよし！パンガン島でのフルムーンパーティー

近くのレストランで朝食してたら saiko さんと遭遇！そしたらサムイからバンコクまで荷物移動しなくていいバス会社を教えてくれた。地元の人がよく利用するみたいなんだけど場所がわかりづらい… 地図を描いてもらったのに全くわかんないのｗ

タイ語でお店の名前も書いてもらったんだけど何人かに聞いてもみんな違うこと言うし… 結局は最初に聞いた人の意見が合っててなんとか辿り着くことが出来た。何度も素通りしたお店はタイ語表記で見つけるのが困難。

でもここで帰りの足を確保したし安心してフルムーンパーティーを楽しめる。しかし21時～21時半の間に来る予定だったピックアップが全く来ない。同じようにピックアップを待ってる外人さんはどんどん拾われてくのに。

結局ホテルの人が見かねて控えに書いてある会社に電話してくれた。ホテルに迎えに来た頃には時計の針が22時を回っていた。

待ち疲れてテンションも下がり、いまいち気分が盛り上がらない。それもパンガン島行きのボート乗り場に着く頃にはいくらかマシになってきた。

ワタクシ Very Important Person だそうです。チケットが少し高くなるけど帰りが楽なんだとか… ボートはラウンジみたいな場所で待つ。

この何気なく撮った写真の中にこのあと出会う二人がいる。ボートはシンハを飲んで待ってたらすぐに来た。

このボートでは彼女と離れ離れの席に。そしたら彼女の方が日本人女性の隣に座った。パンガン島へ着くまでの間に少しだけ話したらしい。到着するなり日本人女性はボートを降り足早に消えて行ってしまった。

ゲートで入場料を払い少し歩いたところにビーチはあった。ここには浮かれた人がたちが大量に集まってくる。ワタクシたちも浮かれ仕様で来たわけだけど… それを上回る人たちが何人もいた。

この人は自らお願いしてこうなったのかな？それとも隣にいる人の悪ふざけかな？後者だったとしたら面白すぎるｗ

ビーチに近づくにつれ擦れ違えないほどの混雑具合。ここを抜けるとフルムーンパーティーの会場！人ごみを掻き分けその地に初めて足を踏み入れる…

最初の感想はこうだった。日本でいう Big Beach Party を想像してたのが悪い。勝手な先入観を覆され自ら落胆を招き、またしてもテンションが… さらに追い討ちをかけるように流れるチャライ音。それはフロアを移動しても変わらなかった。

サイケデリックはないのかい？

そんな思いで2つ3つ隣へと移動すると… 聞こえてきましたトランスが！それは紛れもなくサイケデリック！！恐らく 145BPM であろうそのサウンドは満月の夜に相応しく禍々しい音を奏でていた。聞こえた瞬間に体中の細胞が呼応するかのように一気にテンションが上がる。

見上げると煌々と輝く満月。これがフルムーンパーティーか… 恐らく月をずっと見てる人は少ないだろう。

ほどなくして彼女がボートで知り合った女性を見つけた。どうやら彼女もサイケデリックトランスが好きなようだ。広大なビーチでたくさん人がいるのにまた会えるなんて…

名前は綾美ちゃん。10日間ほどタイ周辺を旅していたそうだ。フルムーンパーティーは1人旅の最終地点とのこと。そんなアクティブな彼女との再会を祝してテキーラを3人で乾杯！

最初は少なかったサイケデリックトランスのフロアも時間を追うごとに人が増えて行く。後方にあるお立ち台へ場所を移し、そこの一番前を陣取りパーティーを楽しんだ。このフロアの近くでは炎で文字を作って客を楽しませる演出があった。

これが始まると写真を撮ろうと人がたくさん集まってくる。ワタクシたちも例に漏れず動画を撮ったから雰囲気だけでも伝わればと…

こんな感じで満月の夜を楽しむ人たちでパンガン島のビーチは溢れ返っていた。この規模のパーティーが満月になるたびに行われているなんてスゴイ。

2～3時間ほど踊ってから綾美ちゃんが飛行機の時間に合わせて帰ると… 長い間一緒にいたわけじゃないけど何となく日本でも交流がありそうな気がする。そんなワタクシたちも綾美ちゃんが帰って1時間後くらいにボート乗り場へ。そのとき既に帰りのボートを待つ長蛇の列が出来ていた。

VIP チケットはディズニーランドで言ったらファストパスのようなもの。長蛇の列を見て本当に VIP チケットでよかったなと思った。そうじゃなかったら帰りのバスに乗り遅れていたかもしれない…

出だしこそ調子よくなかったものの、終わりよければ全てよし！パンガン島でのフルムーンパーティーは楽しかった。