世界遺産の街、アユタヤへ

今日はアユタヤへと移動する日。MRT でシーロム駅からフアラムポーン駅へ。今度は国鉄のフアラムポーン駅からアユタヤ駅を目指す。

駅の様子はこんな感じ。チケットを買ったらなんと 15THB だった。安すぎｗ 11時40分発の電車は時間通りに出発してめちゃめちゃゆっくり動き出す。

タイの国鉄はドアが開きっぱなし。しかもそこでタバコを吸えたりなんかもする。満員になると連結部分に客が座ったりと何でもありｗ 車内には売り子が何度も往復して飲食物や土産物を売っている。日本でいうワゴンを想像したらダメ、バケツとか桶に入れて歩いてるからｗ

カルチャーショックを受けつつ2時間ほどでアユタヤ駅に到着。ずっと田舎の景色が続いてたんだけど急に街になるからわかりやすい。駅からはトゥクトゥクで移動したんだけどアユタヤのはちょっと形が違った。

フロントが鳥っぽくて後ろはソンテウみたいな感じ。場所によって形が違うのは何か面白い。

そんでホテルに着いたら、これがまたスゴク良いとこで☆Booking.com で満足度が8.0以上の宿を選んだんだ。やっぱり口コミでの評価って大事だなって思った。

トゥクトゥクを降りたら小さな女の子が案内してくれるの。物でも売られるのかなーと思ってたら従業員だった… どうやらここは家族経営っぽくて子供も働いてる。オフィスにはそのお姉さんらしき人がいた。

レディーなので何歳かは聞かなかったけど… タイ語も英語も操れる将来有望なお子さんです。この子にホテルの自転車を借りて近場を漕いでみた。料金は1日 50THB で モーターバイクが 250THB だった。まずは一番近くにあるワット・ナー・プラメーンへと足を運ぶ。

ここは本堂の幅が 16m で奥行きが 50m あるアユタヤで最大の寺院。1569年にタイとビルマがここで協和会議を行った際の証人の代わりがこちら。

証人として仏像が持ち込まれるなんて発想がすごい。この仏像の前に2体の仏像があるんだけど… もしかしたらそれがタイとビルマを表してるのかな？

この後も自由気ままに適当に自転車を漕ぐ。

♪♪プールサイドで　夢を見ていたの
まぶしいほどに　あなたの声が響いてる～♪♪

そしたらタイらしいこんな光景が…！！

サンクチュアリー・オブ・トゥルースで乗ったから乗らなかったけど… ここアユタヤでも象さんは背中に人を乗せて頑張っています。さらに自転車を走らせると王宮の守護寺院を発見。この旅で初めての遺跡にテンションもアゲ！

ワット･プラケオに相当するアユタヤ王朝の王室守護寺院。1500年に高さ 16m の黄金に覆われた仏像が建設されたらしい… でもそれはビルマに侵略されたときに跡形もなく破壊されてしまった。今はアユタヤの象徴とも言える3基のセイロン様式の仏塔だけが残っている。

しっかし遺跡っていうのは広い… 容赦なく照りつける太陽に負けホテルへと戻る。そしたらトゥクトゥクのナイトツアーに行けるとのこと。300THB でライトアップしてる遺跡に連れてってくれるみたい。これは利用しない手はないと思ってお願いして19時からツアースタート。

そしたらまずトゥクトゥクに驚いたからねｗ 一昔前に流行ったようなオーディオシステムが組まれてる！そして運転手さんは今まで乗ったどんなトゥクトゥクよりも運転が優しい。大体の人がマリオカートかってくらい運転が荒いけど、この人はそんなことなかった。

今夜はこの安全運転のトゥクトゥクで遺跡のナイトツアーを楽しみます。何箇所か回ったからどこへ行ったかは写真のダイジェストで。

▲ワット・カサットラティラート

▲ワット・チャイワッタナーラーム

▲ラックムアン

▲ワット･プラ･シー･サンペット

▲ワット・プラ・ラーム

▲ワット・ラーチャブーラナ

最後の遺跡は入り口で 50THB 払うと入場できる。そしたらどこからか子供が現れて中を色々と案内してくれた。えっ、そこ行くの？って危ない仏塔の縁とか平気で歩いて行くからね。

足場がある修理中のところでも関係なく行っちゃうの。でもおかげで良い景色を見ることが出来た。日本だったらやれ危ないだの、やれ何かあったらどうするんだの… いちいち面倒くさいけどタイのこのフリーダムな感じは好き♪

最後は遺跡とか関係なくライトアップの光を使って撮影大会ｗ こっちの子供はこんな遊び方を知ってるんだなーと妙に感心しちゃった。

無邪気に遺跡内を走り回る子供に癒され貴重な体験と良い思い出が出来た。何よりも案内が終わってからマネーとかチップとか言わないのが素晴らしい。そういう良心だけで動いてくれた人には大人や子供関係なくチップを払いたくなる。

初日から癒されまくりのアユタヤは好印象です。