ワカチナのオアシスにまつわる美しい姫の伝説とは？

腹が痛くて目が覚める。予兆は前日のバスに乗ってるときからあった。みぞおちに近い場所が定期的にチクチクとした痛みに襲われる。我慢の出来る痛みだから放っておこうと思うけど心配だから症状を調べてみた。

そしたらストレス性の胃炎が一番近かった。自分では感じてなくても体はストレスを感じているのかもしれない... 普段はあまり食べない揚げ物や飲み物だとコーラばかり摂取しているのが原因だろうか？

今日は体に優しそうなフルーツを朝食に取ろう。それといつものようにコーラを1本。食事を終え外に出てみると絵に描いたようなオアシスが広がっていた。

砂丘に囲まれているのに、この場所にだけ水たまりが存在する。オアシスなんて映画の中だけの話だと思ってたのに本当に存在するんだな。

このワカチナにはオアシスにまつわる伝説がある。それを絵にして説明してるものがあった。

伝説では美しい姫がハンターに入浴を覗かれているのに気付き、入浴していた水たまりを湖に変えて消えたのが湖の始まりとされている。彼女が逃げる際に残されたマントのしわが周囲の砂丘になったという。

う、美しい姫？！

今日は体調が優れないから砂丘には明日登ることにした。だから今後のスケジュールの組み立てと溜まってるブログの作成。それで調べたら明日にはクスコへと向かおうと思ってたんだけどバスがない。

一番早くて木曜の18時半ということで余儀なく延泊。体も疲れてるし少し休めってことなのかな？都合良く解釈してクスコからマチュピチュ、ボリビア入国までの予定を立てた。

夜になると腹の調子が良くなりつつある。日が落ちて涼しいときに行けば体力的にも楽なんじゃないか... ワカチナの夜景も写真に撮りたいし準備をして20時頃から砂丘に登り始めた。

夜の砂丘は冷たくて気持ちいい。サンダルだと足下が滑るから裸足で登る。それでも砂で足が持って行かれて登るのは一苦労。

さらに風が強くて砂が飛んできて痛い。それは登れば登るほど強くなる。カメラは防塵仕様じゃないし悩むこと数分... 一応、撮ってみるかと手持ち撮影した夜景がこれ。

何なのかよくわからないw ここで三脚をを使うのは賢くないなと... 夜景は諦めて下りることにした。オアシスの全景は昼間に撮れればいいやと。明日チャレンジしましょう。