メキシコよりも治安が悪そうなペルー、物価は安い？それとも高い？

早いところスーパーマーケットに行ってペルーの物価が知りたい。宿のスタッフに聞くと15分ほど歩いたところにあるらしい。あわよくば洋服もゲット出来たらありがたいのだが...

せっかくだから住宅街を歩いてみることにした。大通りに面している道路にはこういったゲートがある。これはどの道もそうでペルーの治安が悪いということだろう。

ゲートに守られているのにもかかわらず、お店にも厳重なゲートが... これは営業してないわけじゃなくて防犯の目的で設置されている。客はこの外から商品を選んで店員に伝え、商品を受け取るスタイル。ワタクシのような観光客がここで買い物をするのは難しいだろう。

大通りから1本道をずれただけでこの感じ。廃墟のような建物は全て住宅。大体2階から3階建てなんだけど最上階は鉄骨がむき出しになってる建物が多い。歩いてるだけで道端にいるペルー人はこちらを凝視してくる。

この旅で初めてちょっと危ないなと思った地域。それでもデジカメを片手に歩いているとガールズに話しかけられた。

この辺の住宅では音楽をガンガンに流してる家が多い。ガールズたちも例外ではなくレゲエを聴きながら掃除をしてたんだと思う。話しかけてくるや否や集まってポーズを取り出したから写真を撮ってほしいんだと理解。撮った写真を見せたら大喜びの彼女たち。じゃあねと別れを告げて歩き出そうとしたらカメラはしまえとジェスチャーで教えてくれた。

観光客を襲う悪い人もいれば、こうしてアドバイスしてくれる良い人もいる。メキシコでもそうだったけど、ワタクシはこういう人たちに守られている気がする。この通りは何だか嫌な予感がしてすぐに住宅街を抜けて大通りに出た。

そういや南米に初上陸したんだなと、このときに実感する。南米 ＝ 治安が悪いってイメージがあるけど、まさにその通り。アメリカよりも、メキシコよりも気を引き締めなければならない。そんな危機感を覚えながら歩いていると、にゃんこと遭遇。

こういうタイミングで出てこられると気が緩むw どうやらペルーには茶トラのにゃんこが多いみたい。どの子も人懐っこくて、おいでって言うと近づいてくる。

うちの猫とは大違いである。

スーパーマーケットには30分ほどで到着。TOTTUS というジャスコみたいな感じのお店。食品以外にも様々なものを取り扱っている。

早速、店内を徘徊する。で、最初に見つけるのはコーラ。これがその国の物価を知るには一番いい。

コーラは2.5リットルで6ソル（ 217円 ）だった。メキシコでは23.5ペソ（ 179円 ）だったから少し高くなったくらいか。でもビールは1.99ソル（ 72円 ）で売られてたりといまいちペルーの物価がよくわからない。

色々と見て回ったけど把握できず... とりあえず T シャツが売ってたから1枚買うことにした、12ソル（ 436円 ）

あとタバコも買った、6ソル（ 217円 ）、メキシコでは45ペソで434円。ペルーは嗜好品が安いのか？！

安いビールは苦みが強くてキリンビールに似ている。1本72円で買えるなんて経済的だな。結局ペルーの物価がわからなくてレストランにも行ってみた。

宿から徒歩1分のところにあるお店。夜は出歩くのが怖いから近場で済ませた。ペルーは宿以外で英語が通じるところが少ない。チキンとライスはわかったみたいで出てきたのがこれ。

食事9ソル（ 327円 ）でビール8ソル（ 290円 ）内容を見ると割高な感じもするけど米が食べられるのは嬉しい。それとワタクシはスペイン語圏のレストランで元気になれる言葉を知っている。

そいつはセルベッサ！

ビールである。これさえ覚えておけば問題ない。ほろ酔いで宿に戻ってからは今後の下調べ。

宿のにゃんこを膝に乗せながら☆パソコンいじってたら自ら乗っかってきたからね。可愛いやつめ。

明日にはこのにゃんこともお別れしてイカという街に行く。砂漠にあるというオアシスを見るために...