スキミング被害者が語るカードを使った完璧なお金の管理術

旅に国際キャッシュカードは必要ない、ワールドトラベラーズ（ @KatsutoshiYuge ）です。

出発前はどのカードのレートが良いとか、こっちの方が手数料が安いとか調べてたけど、今思えばちゃんちゃらおかしいですね。

海外旅行へ行くのに国際キャッシュカードは必要ありません。

クレジットカードが数枚あるだけで問題ないし、これから世界一周旅行などの長期で海外旅行に行く予定があるのなら、この先を読み進める価値はあると思います。

長期海外旅行でのお金の管理術

持ち歩くのはクレジットカード

まさか現金を札束で持ち歩くわけにはいかないから、主に使用するのがクレジットカードになります。それも国際ブランドの Visa と MasterCard の2種類で、理由は世界各国で使用が可能だからです。

クレジットカードは数枚発行する

枚数が増える＝リスクも増えることになりますが、何のトラブルもなく1枚だけで過ごせるのは、よっぽど気を付けてないと無理だと思います。

Visa と MasterCard 以外の国際ブランドである JCB や AMEX などから1枚作り、予備として Visa をもう1枚、MasterCard をもう1枚という組み合わせがベストでしょう。本命のカードが使えなくなったとしても予備を持っていれば安心です。

旅人にぜひオススメしたいのが「 セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード 」で、その特典はヨダレもの。

• マイルが貯まる
• 航空機遅延費用（ 最高10万円補償 ）
• 乗継遅延費用補償ならびに航空機寄託手荷物遅延費用補償
• 空港手荷物無料宅配サービス（ 海外からの帰国時のみ ）
• 海外・国内旅行傷害保険
• ETC カード
• あらゆる場面で永久不滅ポイントが貯まる

これだけでも申し込むレベルなのに、最大のメリットは「 プライオリティ・パス 」のプレステージ会員に格安で登録できることなんです！

プライオリティ・パス
世界120か国・400都市・850以上の空港 VIP ラウンジが無料で使える特典のことで、制限なく無料で使えるのは通常年会費399米ドルのプレステージ会員のみ。

それがセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードを持っていればプレステージ会員になるのに、カード年会費10,800円とプライオリティ・パス登録年会費10,800円の合計21,600円でなれてしまうのです。

1ドル120円としたら通常年会費が47,880円かかるところ、21,600円でなれるので実質26,280円もお得！

どうしてクレジットカードなのか？

現地通貨でキャッシングが出来る

国際キャッシュカードは海外の ATM で日本の口座から現地通貨で引き出せるものですが、そんなのはクレジットカードでも出来るのです。どうして国際キャッシュカードが必要なくてクレジットカードなのか？最大の理由は…

国際キャッシュカードと同じことが出来るから。

これに尽きます。というより、国際キャッシュカードよりも優れているからですね。それは手数料を見ても明らか。

手数料が安い

リンク世界一周旅行の準備【 国際キャッシュカード編 】

こちらは世界一周旅行へ出発する前に、あれやこれやと調べてせっせと作ったページです。今では公開しているのも恥ずかしいレベルの内容ですが、10万円を引き出した時の最安コストは2,500円です。しかも、年会費の1,000円を払って。

しかし、クレジットカードはどうでしょう？

一般的なクレジットカードでキャッシングをすると、ほとんどの年利が18％ほどで、1日で計算すると18％÷365日＝0.049％となります。10万円を3日後に返済するのであれば、10万円×0.049％×3日＝147円。

そこでオススメなのが「 セディナカード Jiyu! da! 」で、年会費や ATM 利用料は無料だし、繰り上げ決済は Web 上で簡単に出来ます。他社だと繰り上げ決済には電話が必要だったり、日本時間を考えて電話しなければなりませんね。

そういった煩わしいこともなく、お得に使える「 セディナカード Jiyu! da! 」は長期旅行との相性が抜群に良いし、1枚持っていても損ではありません。

リンクセディナカード Jiyu! da!

不正利用による損害を補償してくれる

ほとんどのクレジットカード会社では「 カード会社からの利用明細書の送付またはインターネットによる通知後60日以内であれば保険が適用される 」という条件があります。故に、盗難保険が適用されれば不正に利用された損害は全額補償してもらえるのです。

しかし、国際キャッシュカードは預金者保護法の補償対象外となり、補償が出来ない場合があります。具体的な補償金額を提示している楽天銀行では、1口座当たり年間100万円を限度としていました。

クレジットカードには限度額が設けられているし、不正に利用された損害は全額補償してもらえます。ですが、国際キャッシュカードの場合は口座に1,000万円が入っていたとして、スキミングにより全額が被害に遭った場合、補償されても100万円しか返ってこないのです。

引き落とし先は日本にある口座

何を当たり前のことを！って感じだけど、クレジットカードも国際キャッシュカードも、引き落とし先は日本にある口座になります。ただ、そのキャッシュカードを持ち歩くか持ち歩かないかの差は大きいでしょう。

キャッシュカードを持ち歩くからスキミングをされるのです。だったら持って行かなければいい。何なら口座にお金を預けた後はキャッシュカードを捨てちゃってもいいくらいです。そしたら口座のお金は誰にも盗めませんよね。

口座を開設する銀行はどこだっていいんだけど、日本でも使う口座ってことになるからオススメの銀行はある。それがこちら。

セブン銀行

リンクセブン銀行

セブン銀行は銀行格付けランキングでも上位にランクインしていて、信用格付けによる格付評点は上から3番目の84点。都市銀行のみずほ銀行や三井住友銀行よりも上なのです。

• ATM 21,000台以上で全国どこでも利用可能
• 24時間365日利用が出来る
• 7:00～19:00は土日祝も ATM 手数料が無料
• nanaco ポイントが貯まる

上記のようなメリットもあるし一枚持っていても損はないと思います。それでも不安って方は為替取引（ FX ）の口座を利用するっていうのも一つの手ですね。

まとめ

• Visa と MasterCard を持っていく
• 予備のカードを持っていく
• お金が入っている口座のキャッシュカードは持っていかない

ワタクシがおすすめするお金の管理術は、まとめると上記のようになります。安全にお金のトラブルもなく旅を楽しむために、自分で出来ることは最低限しておきましょう。それでは良い旅を♪